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「あかつき」「IKAROS」打ち上げを生中継!続報!!10.05.19
●昨日朝6時44分14秒に打ち上げ予定だった金星探査機「あかつき」、小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」は天候不良のため残念ながら打ち上げ延期となりました。
●相模原の宇宙科学研究所で見させて頂いていたのですが、カウントダウンが350秒過ぎまで来たところで・・・
「お知らせします。気象状況が打ち上げの条件を満足しないため本日の打ち上げは中止します。」
と無情のアナウンスが・・・。
●残念でしたが、楽しみがまた延びたようなちょっと嬉しいカンジもあったりします。いや、もちろんスタッフの方々が大変なのは重々承知でございます。
●次の打ち上げですが5月21日(金)朝6時58分22秒と決まりました。
ライブ中継は下記サイトで21日(金)朝6時30分より。
JAXA iや相模原キャンパス、その他大学で実地されるパブリックビューイングの案内も下記サイトよりご覧頂けます。
・ライブ中継〜JAXA放送
ちなみに、相模原キャンパスではインターネットライブ中継放送の様子をみることが出来ました。機会があれば質疑応答も出来たようです。早朝ですが、可能な範囲で各展示を見学することも出来ましたよ。興味のある方は相模原キャンパスまで足を運んでみてはいかがでしょうか。
●金星探査機「あかつき」1/5 縮尺模型。背景は金星です。ザックリな写真で申し訳ありません。
●小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」1/20 縮尺模型。朝日がまぶしい・・・。
●打ち上げ成功、ひいてはミッションの成功を祈念しております〜。
それでは次回更新もお楽しみに!
「あかつき」「IKAROS」打ち上げを生中継!10.05.17
●明日18日(火)朝6時44分14秒に金星探査機「あかつき」、小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」の打ち上げが実地されます。
● 金星探査機「あかつき」:主に金星の大気の調査を目的とした探査機です。地球から近い位置にある金星の気候を調査することにより地球の成り立ちや気候変動の謎を解明する手がかりが得られると考えられます。地球の気象の解明は地球環境、ひいては人類の生産活動全般に与える影響は計り知れないわけで非常に重要な調査であるといえます。
● 小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」:太陽光圧を0.0075mmという超薄膜の帆に受けて推進力を得るソーラーセイルの実証機です。実証が成功すれば、より効率的で柔軟なミッションが実現可能となります。
●JAXA(宇宙航空研究開発機構)では明日18日(火)朝6時15分よりサイトにて打ち上げの模様がライブ中継されます!
さぁ、お仕事前に、学校前に、見届けるのだぁぁぁ!
・ライブ中継〜JAXA放送
●さらにJAXA iや相模原キャンパス、その他大学ではパブリックビューイングを実施。みんなで一緒になって打ち上げの成功を応援しましょう!
●それにしても・・・、一度この目で打ち上げを見てみたいなぁ。重力を振りきるサマを見てみたいなぁ。
●ちなみに、打ち上げ当日の気象状況や予期せぬトラブルなどにより変更になる場合もあります。早起きが徒労に終わることもママありますが、ド〜ンとこいだ!
●それでは次回更新もお楽しみに〜。
はやぶさ、カプセル着陸予定は6月13日 10.05.12
●2003年5月9日に宇宙に打ち上げられてから、「はやぶさ」は7歳になりました。 おめでとう〜はやぶさ!
● 地球の大きさを1円玉だとすると、月は60cm先で、イトカワは400m先になんだそうです。詳しくはこちら。手元に一円玉置いてみて、その400m先がイトカワということですね。
●ピンとこない?。んじゃ、往復800mを7年かけて歩いてみたらはやぶさの気持ちがちょっとわかるかも。 ・・・考えるだけで途方に暮れます。
●普段の生活からは全く想像付かない、そんなプロジェクトが日々行われていて、その一つが「はやぶさ」です。
そして、それは我々の生活には直接は関係ないけど、もの凄く大事なことだったりするワケです。
●話がそれそうなので戻して・・・、小惑星イトカワのカケラが入ったカプセルは、
日本時間6月13日23時頃オーストラリアに着陸の予定!
あと一ヶ月です。
「はやぶさ」の頑張りが報われていますように。。。
●さて、今週末15日・16日に行われる第49階静岡ホビーショーにてアオシマ文化教材社さんよりお披露目される「はやぶさ」のプラキットですが、商品紹介アップされてます〜。おぉー出来も良さそう。一人3個買いでヨロシク。(←決してアオシマさんの回し者ではないです)
●「はやぶさ」プロジェクトもオーラスが近づいてきました。7年間の集大成です。ここまでプロジェクトを導いてきた日本人エンジニアの底力を信じて皆さんも星に願いを掛けて下さい。
●「はやぶさ」帰還まであと33日。。。
はやぶさ、帰還カウントダウン 10.04.17
●「はやぶさ」情報その1!
昨日特設サイト「はやぶさ、地球へ」〜帰還カウントダウン〜がオープンしました!
ライブブログやtwitterのほか、相模原キャンパス見学案内やHAYABUSA-BACK TO
THE EARTH-の上映情報など「はやぶさ」の全てを網羅したサイトとなっている模様。
普段メディアにあまり登場しない日本トップクラスの技術者のメッセージが見られるのも貴重です。
●「はやぶさ」情報その2!
来月15日、16日に行われる第49階静岡ホビーショーにてアオシマ文化教材社さんより「はやぶさ」のプラキットがお披露目されます。各ネットショップでは既に予約が始まっていますね。うぅ〜楽しみだー。
それから、レベルから1/144 ISSが予定されています。「きぼう」はどうなるのでしょうか?
●「はやぶさ」情報その3!
先週末にフジテレビ系列で放送された『わが家の歴史』、ご覧になったでしょうか?久々の三谷幸喜作品を堪能させて頂きました。
劇中、松本潤さん扮する青年が師事した教授が糸川英夫博士でしたね。
故糸川博士とはやぶさ、イトカワの関係についてはこちらを参照。
ドラマでのロケット開発のくだりも大体史実通りでご苦労が忍ばれました。
はやぶさ、月の内側を通過する軌道に。10.03.24
●小惑星探査機はやぶさ情報〜。
3月の時点で月の内側を通過する軌道に乗ったことが確認されました。また、地球に一歩近づいたわけですね。「はやぶさ」については下記レポートで。
●はやぶさ映画HAYSABUSA
-BACK TO THE EARTH-ですが好評により上映館の拡大と上映期間の延長が行われているようです。まだ見てない人は是非足を運んでみて下さい。詳細はリンク先よりどうぞ。
●アオシマさんのキット化も順調のようです。1/32スケール「はやぶさ」6月発売予定で価格は2100円。こちらでも紹介されています。
アオシマBLOGにて不定期に情報が更新されていますのでこちらもチェックしてみて下さい。
宇宙科学研究本部リポートまたは「こんなこともあろうかと!」10.02.12
●ホビー業界的にはワンフェス2010のレポートが正解な所ですが唐突に
宇宙科学研究本部のレポートとなります。
2、3年前に見学した際は夏休みの「相模原キャンパス一般公開」だったので
かなり中の方まで見ることができたのですが、今回は展示室のみ。あと、週末だったので購買は休みでした。グッズがぁ〜(泣)
●さて、今回のレポートの目的は小惑星探査機/MUSES-C はやぶさ!
「はやぶさ」については今更説明の必要も無いとは思いますがちょっとだけ。
●「はやぶさ」は小惑星イトカワ探査を目的として2003年5月9日に打ち上げられました。その後様々なトラブルを乗り越えながらイトカワでのサンプル採取→今年6月に地球への帰還を目指しています。宇宙科学研究本部による実に7年越しの大プロジェクトなのです。
●まぁこう書いてしまうと「よくある研究プロジェクトでしょ」と思われてしまうかも知れませんが、イヤイヤイヤ、然に非ず。
●日本はこんなに頑張っています!
「はやぶさプロジェクト」の業績の数々をご覧アレ!
・マイクロ波放電型イオンエンジンの運用。→世界初
・イオンエンジンを併用した地球スイングバイ。→世界初
・地球と月以外の天体からの離陸。→世界初
・地球以外の天体における、着陸した姿のままでの離陸。→世界初
・世界で初めて、宇宙機の故障したエンジン2基を組み合わせて
1基分の推力を確保。→世界初
(以下、成功した場合)
・月以外の天体からの地球帰還
(固体表面への着陸を伴う天体間往復航行)。→世界初
・月以外の天体の固体表面からのサンプルリターン。→世界初
・遠日点(1.7天文単位)を通過。イオンエンジンを搭載した宇宙機として、
太陽から史上最も遠方に到達
(ドーンにより更新される予定)。→史上最遠
・光学的手法により、自力で史上最も遠い天体への接近・到達・着陸・
離陸。→史上最遠
・史上最も小さい天体への着陸・そこからの離陸。→史上最小
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用。
●もちろんこれらの業績は簡単に成し遂げられた(る)ものではありません。未知のフロンティア「宇宙」では人智を超えた困難が待ち構えているのです。
襲いかかる数々のトラブル!そのトラブルも半端ないのに「そ、そこまで・・・!?」と肩がもげる程の用意周到な技術力で次々に難題をブッ飛ばしていく日本の技術者達!!日本人・・・スゴイ・・・。
さらに想定外のトラブルまでも創意工夫と尋常ならざる努力にて乗り越えていきます。一部ネットでは変態とまで称されたその類い希なる武勇伝に各所が騒然となったのです。
●それからですね。「はやぶさ」が健気なんですよ。
いや、機械ですよ「はやぶさ」は。メカです、紛れもなく。
でもね、何かこう擬人化というか「がんばれぇぇぇー」と応援したくなってしまうんです。
●はやぶさは広い宇宙にたった一人。地球からあまりにも離れているためフォローするにも限界がある。その為ある程度自立的に意志決定ができるよう設計されているワケです。但しそんな複雑なことはもちろん出来ないわけで例えるなら子供のような素直な判断しか出来ないと言うことになります。
●子供が一人で一生懸命頑張っている。つまりですね、
「はじめてのおつかい」なんですよ。ド〜レミファソラシド〜♪の。
スペース・ハジメテノオツカイ・オペラ。
泣けますよね、はじめてのおつかい。まさにそれなんです。
さらに現実には度重なるトラブルにより満身創痍であるわけですが・・・。
●そして、はやぶさは地球に戻って来れないんです。
いや、帰っては来るんですけど。。。
採取したサンプルの入ったカプセルは地球へ投下しますが、はやぶさには大気圏を突破する能力がないためそのまま燃え尽きる運命にあります。
度重なるトラブルにより満身創痍になりながらも自らの身を犠牲にしてまで任務を遂行する姿。正直、グッと来ます。
(衛星や観測機の最後は大体そうなんですけど・・・ね・・・。)
●おそらく元は2chのコピペより
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田-( ´・ω・`)-田 小惑星についたお。
来る途中でちょっと調子が悪くなったけど、
大丈夫だお。
(´∀` ) 小惑星「いとかわ」のデータを送ってくれ。
サンプルも頼むよ。
田-( `・ω・´)-田 ラジャーだお!
田-( ´・ω・`)-田 あ、何かまた体の調子が悪いお…ふらふらするお…
(´д`;) 姿勢制御がうまくいかなくなったな…
あちこち故障してる。
田-( ´・ω・`)-田 き…ます…こえ…きこえな…
(´д`;) 通信も無くなった…がんばれ「はやぶさ」、
お前はやれば出来る子だ。
田-(;´・ω・`)-田 なんとか…復旧したお…
(´д`;) 無事でよかった…すまないな、
お金があればもっと丈夫にしてあげられたのに。
田-(;´・ω・`)-田 大丈夫…だお…
サンプルが取れたかどうかはわからないけど…
(´∀`;) いいんだ、戻ってこい「はやぶさ」。
田-(;`・ω・´)-田 ラジャーだお!
(;д; ) リアクションホイール3基中2基破損、化学スラスタ全損、
リチウムイオンバッテリー11基中4基が完全放電。
イオンエンジンも予定耐用時間を大幅にオーバーして
寿命が尽きたり劣化し始めてる…
まさに満身創痍だ。
それでも自分の使命を果たすために…
田-(;`・ω・´)-田 …地球に、還るお。サンプルを…届けるお…
(;д; ) サンプルを投下したら、お前には最後の使命を与え
なければならない。
田-(;´・ω・`)-田 なんだお?
(;д; ) 隕石衝突予測のサンプルとして、お前に隕石の役を
してもらう。
田-(;`・ω・´)-田 ラジャーだお!立派に使命を果たすお!
その日、人類史上初の偉業を成し終えた小惑星探査船「はやぶさ」は、母なる地球に抱かれてその一生を終える…
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うぅ、泣ける。
●それから航空機的なお話しも一つ。「はやぶさ」が目指す小惑星イトカワですがその名は日本宇宙研究開発の父、故糸川英夫氏から名付けられています。
糸川氏は戦後の苦難の中宇宙開発に打ち込みますが、周囲は宇宙開発に理解のある状況とは言い難く国や企業といったスポンサーを必死の思いで集めることとなります。
● 更に当時の社会党など左翼政党は宇宙開発(ロケット開発)は軍用ミサイル開発に繋がるなどと主張して糸川氏を証人喚問、圧力を加えました。
この当時の社会党の言うことを真に受けていたら、日本はロケット技術を持たない国になっていたわけです。少なくともかなりの遅れは覚悟しなければならなかったでしょう。(それでも誘導制御装置は=ミサイル誘導で付かず)
どうもこの辺り、やはり今の民主党(旧社会党出身者多数)の浅薄で見てくれだけの事業仕分けと重なるものがあります。
「一番ぢゃなくちゃ駄目なんですか!?」とか。ダメです、絶対に。
●技術立国とは何か、国土の7割を有効活用できない山林が占め、食糧自給率は40%程度、石油他ほぼ全ての資源に乏しい日本が生きていく術とは何か、を「はやぶさ」は我々に突きつけているとも言えます。
2番手、3番手、それ以下の技術って買う側からしたら魅力無いよね、ってことです。
●閑話休題、こうした様々な困難の末に糸川博士は世界で4番目に人工衛生の打ち上げに成功します。これは純民生技術としては驚異的とも言える業績です。
では、そろそろ本題に・・・。分かってる方も多いとは思いますが・・・
糸川氏は戦中に中島飛行機の技術者としてあの九七式戦闘機、二式単戦、そして一式戦闘機の開発に携わっていました。一式戦闘機・・・隼・・・。
そう、「はやぶさ」と「イトカワ」のランデブーは戦後約65年ぶりの邂逅でもあったのです。
地球より遙か3億km、静寂に包まれた宇宙で二人は何を語り合ったのでしょうか。
●やっと飛行機ネタになった。
●スミマセン。あまり「はやぶさ」のすごさが伝わらなかったかも知れないのでオススメのコンテンツをいくつか。
「こんなこともあろうかと!」の真田運用を世に知らしめた動画
探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力
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この動画でご飯3杯イケます。
ニコ動のID持ってる人はそちらでもどうぞ。MAD動画なのでコッソリと。
はやぶさまとめサイト
はやぶさまとめニュース
同じくまとめサイト。創作系や2chのリンク多いです。
はやぶさまとめ
●しまった、画像を載っけてない。それではレポートをどうぞ!
宇宙科学研究本部正門
展示室のあるJAXA研究管理棟
はやぶさ 原寸模型
意外と大きい?小さい?
はやぶさ 原寸模型
下から。中央に突き出ているのがイトカワの破片を取り込むためのサンプラーホーン。画像で見てその左にあるのが実験機ミネルバです。
はやぶさ 原寸模型
後から。4基のイオンエンジンがよく分かります。 左右下のラベルが付いているノズルはRCS(化学推進)で姿勢制御、軌道制御に使用されます。
あかつき1/5模型
はやぶさの次はコレ! 2010年打ち上げ予定、金星探査機PLANET-C「あかつき」。 主に金星の大気を観測するのが目的です。
・・・ってごめんなさい。写真撮ってくるの忘れました。失敗。
次回見学に行ったら更新しますのでしばしお待ちを。
展示室には歴代の人工衛星の模型がズラリと展示してあります。
(縮尺はすべて1/5)
たんせい1/5模型
M-4S型ロケットの性能確認のための試験衛星です。日本宇宙開発黎明期の衛星ですね。
きょっこう1/5模型
1978年に打ち上げられたオーロラ観測衛星です。掲載はしていませんがたんせい3号の同型機となります。カラーリングや筒型のボディがR2-D2のようでステキ。
R2-D2 1/1模型
あれ・・・そうでもないか・・・( ´・ω・`)。
もちろんR2は宇宙科学研究本部では展示していませんよー。
じきけん1/5模型
その名の通り地球の磁気圏やプラズマ圏を観測するための衛星です。
1978年打ち上げ。
ひのとり 1/5模型
1981年に打ち上げられた日本初の太陽観測衛星です。
名称は手塚治虫氏の漫画『火の鳥』に由来します。
てんま 1/5模型
X線天文衛星としてX線銀河、軟X線星雲など宇宙起源のエックス線源の観測に活躍しました。・・・、難しいことはよく分かりませんがロマンを感じます!スミマセン・・・。
さきがけ 1/5模型
なつかしのハレー彗星を観測するための探査機です。そういえばニュースでやっていた記憶がうっすらと・・・・。
地球の重力圏を脱した日本初の探査機でした。
ぎんが 1/5模型
日本で3番目のX線天文衛星。「てんま」の後継機ですね。
ガンマ線バースト検出器を搭載しており、この観測が後の小柴氏のノーベル物理学賞に繋がりました。
あけぼの 1/5模型
1989年に打ち上げられた地球磁気圏観測衛星。オーロラ粒子の加速メカニズムなど地球磁気圏の物理現象の解明を主なミッションとしています。
2009年時点で稼働中です。
ここからは近年の衛星、観測機をご紹介。
各機公式サイトもあるので併せてどうぞ。
すざく
1/5模型
2005年打ち上げのX線天文衛星です。X線を利用した観測機器によりブラックホールの謎に迫る!
れいめい
原寸模型
2005年に打ち上げられた小型技術実証衛星1号機。オーロラ観測といった理学上(天体や宇宙の事象上)のミッションの他にGPS機器用衛星の実証実験という身近な工学ミッションも託されています。
あかり
1/5模型
ヒトのシルエットと比べると大きさが分かると思います。2006年打ち上げの赤外線観測衛星です。そのミッションは銀河の生い立ちの謎を解明!太陽系外惑星の発見!と「オラワクワクすっぞ!」状態。
公式ページにはペーパークラフトもあります。
ひので
1/5模型
NASAとイギリスのPPARCと共同開発した特殊な望遠鏡を搭載した太陽観測衛星。2006年に打ち上げられました。太陽の地場やコロナの活動などの解明が期待されます。
おおすみ 原寸模型
衛星/観測機のオーラスはこちら。1970年2月11日に打ち上げられた日本初の人工衛星です(ソ連、アメリカ、フランスに続き世界では4番目)。
打ち上げに使われたL-4Sは前述の理由で誘導制御装置がない世界初の無誘導衛星打ち上げロケットとなります。
(打ち上げは機械/慣性/重力により制御する「無誘導重力ターン方式」にて行われました。詳しいことは全く分かりませんが恐ろしく面倒かつ非効率。)
国際宇宙ステーション模型
言わずと知れた国際宇宙ステーション。日本実験棟「きぼう」も2009年に完成、運用が開始されました。現在野口聡一宇宙飛行士が長期滞在してミッションに取り組んでいます。
M-3SIIロケット 原寸模型
屋外展示もあります。M-3SIIは世界初の全段固体燃料ロケットによる地球重力圏からの脱出を果たしたロケットです。これは当時の世界の常識を覆した素晴らしい偉業でした。この打ち上げに成功した衛星が前述のハレー彗星観測衛星「さきがけ」。以降、M-3SIIはは8度の打ち上げに貢献します。
はやぶさ 1/10模型
後述の相模原市立博物館にて展示されています。
イトカワ 模型
こちらも相模原市立博物館にて展示。
「はやぶさ」がいるけど分かりますか?
寄っていって・・・
ココッ!ちっけー!!!
●以上、簡単レポートでした。オチの画像無くてスミマセン。
駆け足で見ていきましたが如何だったでしょうか?宇宙科学研究本部にはまだまだ展示品がありますので是非足を運んでみてください。
●併せて、相模原市立博物館にてHAYSABUSA
-BACK TO THE EARTH-
を鑑賞してきました。映画はプラネタリウムを利用した全天周映像作品。
3Dバリに迫ってくる大迫力の映像(画質は劣りますがIMAXより迫力があります!)と淡々としながらも心を打つ感動のストーリー!
しかも500円ポッキリ!(上映時間は約40分と短めですが)
●ネットや書籍からではイマイチイメージが掴みづらかった部分も素晴らしい描写で的確に伝えてくれています。「あぁなるほど、こーゆー事だったのか」と膝を打つこと請け合い。はやぶさプロジェクトをより理解するためにも必須の映像作品といえます。
●ハッキリ言って下手な映画よりも全然見応えがあります。自分がはやぶさと一緒に宇宙を漂ってる感じ。たぶんもう一回見に行くと思います。
燃えるし、萌えますよー。
●現在の上映館はコチラでご確認下さい。お近くにありますでしょうか?
相模原市立博物館では3月14日までの上映ですのでご鑑賞希望の方はお早めに!上映は土日祝日の午前11:00〜のみとなりますのでご注意を・・・。
ちなみに相模原市立博物館は宇宙科学研究本部の目の前なのでどちらもみたい方にはオススメです。ただし最初にも書きましたが映画が上映している日は土日祝のため宇宙科学研究本部の購買はお休みです。
●市立博物館ではペーパークラフトの配布も行っていました。以前宇宙科学研究本部で配布していたものと同じものですね。
確かあの時はもっと本格的なペーパークラフトもおいてあった気がしたんですけど・・・。もらってきた筈なんだけど何処やったのか・・・。イトカワのウチワとか。
●で、JAXAのページにありました、ペーパークラフト。そうそうコレコレ。
●それと「相模原キャンパス一般公開」の時レジンキットを販売していた気がするんですよね、はやぶさの。もうすぐ発売とかそんなカンジだったか・・。
たぶん宇宙科学振興会のコレだと思います。ってイトカワ売ってるー!?
ちょっと高いなぁ・・・。そしてはやぶさビッグニュースはこちら↓
●「はやぶさ」は青島文化教材社さんよりプラキットとしてリリースされます!→はやぶさ商品化決定、イィィィッッヤッハーーー!!!
リリースは6月を予定。「はやぶさ」を作りながら帰還を待つことができるってー寸法です。やっと模型の話になった。
●というわけで、せっかくキット化するんだし何かしたいです。
何かしたいなぁ。何かしたい。
●珍しく長くなってしまいました。長々とお付き合い頂き有り難うございました。こうゆうのはホントはブログでやればいいんですよね。コメントも付いて盛り上がるし。でもコンスタントに更新する自信がないので。
●「はやぶさプロジェクト」関係は今後もフォローしていく予定です。6月の帰還まで応援していきまーす。ハッキリ言ってワールドカップより楽しみです。(もちろんその後の「あかつき」「はやぶさ2」も応援してますよ)
はやぶさは無事帰還できるのか!?イトカワのサンプルは無事採取できているのか!?全ては6月に明らかになる!!
あぁ・・楽しみだぁー。
がんばれ!はやぶさ!!応援ページ、トップページへ
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